儀典用端折長柄傘(ぎてんようつまおりながえがさ)

ページID1002119  更新日 2022年2月25日

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写真:儀典用端折長柄傘1

民芸の大家柳宗悦の尽力によって、一躍全国的に名が知られるようになった。
端折傘は、野点の茶会やガーデンパーティー等に愛用され、外国にも輸出されている。
扶桑町無形文化財


写真:儀典用端折長柄傘2

野点やお茶会、寺院の儀式で華やかさを放ち、場の雰囲気に趣をもたせている朱色の傘を見かけたことはありませんか。その傘こそ儀典用端折長柄傘(つまおり傘)です。
骨の端を内側に折り曲げた長柄の傘で、その昔、公家や僧侶、馬上の貴人などに後ろからさしかけたりと、広く利用されてきました。
また、豊臣秀吉が醍醐の花見の際に用いたという記録も残っており、近年では野点の席に使われることはもとより、パーティー、室内装飾などの分野にも広く愛用されています。
約400年、14代にわたり。つまおり傘の製作を続ける山那地区の尾関家では、今なお、伝統の技法が守り継がれています。

種別
無形文化財
所在地
山那611-1

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