グリース阻集器を設置、清掃しましょう 飲食店・料理店のみなさまへ

ページID1001829  更新日 2022年2月25日

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グリース阻集器はグリーストラップとも呼ばれ、排水中の油分を分離・貯留して排水管、下水道管に流さないようにする装置です。

グリース阻集器を設置、掃除しないと油が排水管の中で冷えて固まり、管を詰まらせます。道路上のマンホールから汚水があふれたり、建物内であふれたりすることがあり、ひどい臭いがして非常に不衛生で周辺の方へ迷惑をかけてしまいます。

また、グリース阻集器の適正な管理清掃を行わないと十分な機能を発揮できず同様に排水管、下水道管の詰まりを引き起こします。

写真:油で詰まった下水道管及び清掃後の下水道管

適正なグリース阻集器を選びましょう

「日本阻集器工業会」の認定品を選びましょう

営業中でも設置できるもの、賃貸店舗でも設置できるものなどさまざまな種類の阻集器があります。

「日本阻集器工業会」(電話0120−89−1262)のホームページで認定品一覧を見ることができます。

イラスト:日本阻集器工業会認定証票

イラスト:旧認定証票及び新規格適合シール

設置工事ができるのは「扶桑町排水設備指定工事店」のみです

当ホームページの扶桑町排水設備指定工事店一覧をご覧ください。

阻集器の性能を発揮するために

1.「油脂分を分解する酵素を利用する処理装置の追加設置の禁止」

既設の阻集器に油脂分を分解する酵素等を利用する方法は、接触時間が短すぎて、阻集グリースやたい積残さの分解は期待できません。さらに、ばっ気装置によって槽内が撹拌され阻集グリースや、たい積残さが流出することなどから、行わないでください。撹拌装置やバイオ、オゾンを利用した阻集器の設置はやめましょう。

2.「撹拌装置の追加設置の禁止」

阻集器にエアーポンプ(ブロワ)などのばっ気装置(撹拌装置)を追加設置することは阻集器の機能を妨げることになりますので絶対に設置しないでください。

3.適正な容量の阻集器を、清掃しやすく、高温の食器洗浄機などから離した位置に設置しましょう。

阻集器は隔板を外したりせず適正に使用しましょう。

グリース阻集器を掃除しましょう

こんな体験はありませんか??

食事に行ったお店の駐車場でいやな臭いがする・・・。

グリース阻集器の管理(掃除)不足が主な原因です。

掃除を怠ると、悪臭が発生したり、ゴキブリなどの害虫の発生場所になってしまいます。

他にも処理場での処理費用が増大するなどの問題が発生してきます。

グリース阻集器の日常清掃

イラスト:グリース阻集器の日常清掃箇所

清掃箇所と周期
 

清掃箇所

清掃周期(標準)

1 バスケット 1回/毎日
2 槽内浮上油脂分 1回/1週間
3 槽内全体 1回/1ヶ月
4 流出トラップ 1回/2〜3ヶ月

注意:清掃した油脂分などは、廃棄物として正しく処理しましょう。

このページに関するお問い合わせ

産業建設部下水道課管理グループ
〒480-0102 愛知県丹羽郡扶桑町大字高雄字天道330
電話番号:0587-92-4125 ファクス番号:0587-93-2034
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。