麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起

ページID1004405  更新日 2025年3月30日

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発生状況(令和7年3月29日愛知県公表)

令和7年3月28日(金曜日)、江南市内の江南厚生病院から江南保健所に麻しんの発生届(臨床診断例)が提出され、3月29日(土曜日)、県衛生研究所で遺伝子検査を実施したところ、麻しん陽性であることが判明しました。

江南保健所が疫学調査を実施したところ、他人に感染させるおそれがある時期に不特定多数の人が利用する施設(扶桑町内含む)等を利用していたことが分かりました。

詳細は、下記の愛知県ホームページをご覧ください。

患者が滞在した施設等を利用された方への注意喚起

  • 麻しん患者と接触した場合は、発病までの期間を考慮し、接触後最大21日間の健康観察が必要です。
  • 発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。心配なことなどがありましたら、最寄りの保健所に御連絡ください。※扶桑町の管轄は、「江南保健所」電話:0587-56-2157です。

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウイルスによる急性の感染症です。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

一般的な経過では、感染後10日~12日経って発熱(38度前後)とともに咳、鼻水、くしゃみ、結膜の充血などの症状を示し、その後に高熱(39.5度以上)とともに発疹が現れます。患者の一部は肺炎や神経系の症状を合併し、まれに死亡したり、後遺症を残すなど重篤化する場合があります。

予防方法

麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗い・マスクのみでは予防できません。麻しんの予防としては、ワクチン接種がもっとも有効な方法です。

麻しん患者と接触した場合、接触後 72 時間以内であれば緊急ワクチン接種により発病を予防できる可能性があります。

定期予防接種

  • 定期予防接種の対象期間は、1歳以上2歳満の方および小学校就学前1年間(年長児)です。
  • 母子健康手帳で接種履歴を確認し、接種がまだの方はお早めに接種をご検討ください。

※上記対象者のうち、令和6年度に定期予防接種の対象者で接種がまだお済でない方は、特例接種として接種期間が2年間延長できます。

任意予防接種

以下の方は、予防接種を受けることをお勧めします。(自費負担)

  • 接種歴が1回のみの方
  • 予防接種歴や麻しん罹患歴が明らかでない方
  • 麻しん流行地域へ旅行される方

ご家族を守るため、以下の方も予防接種を受けることをご検討ください。(自費負担)

  • 0歳児の家族
  • 麻しん抗体の不十分な妊婦の家族
  • アレルギーや免疫治療中等によりワクチン接種できない人の家族

関連情報

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康推進課(保健センター)
〒480-0103 愛知県丹羽郡扶桑町大字柏森字中切254
電話番号:0587-93-8300 ファクス番号:0587-93-6700
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。